2017年09月09日

・最新USチャートから:Logic featuring Alessia Cara & Khalid - 1-800-273-8255

今回は9月16日付けのBillboard Hot 100から気になった曲を紹介。

・Logic featuring Alessia Cara & Khalid - 1-800-273-8255



フューチャーされているAlessia CaraとKhalidは自身の楽曲が現在チャートイン中なので知っていましたがLogicというラッパーはこの曲で初めて知ることに。この曲は登場18週目で先週29位から今週9位と一気に上がってきました。

メロディーがすごく綺麗でそこに惹かれたわけですが、歌詞の内容はとてもシリアス。タイトルの「1-800-273-8255」というのは全米自殺予防ライフライン、いわゆる自殺防止のための電話相談の番号。つまり自殺をほのめかす内容の歌詞なのであります。

9月というのは自殺が多いとされる月と言われていて、ここ日本では9月10日〜9月16日までが「自殺予防週間」、そして9月10日は「世界自殺予防デー」と日本だけでなく世界レベルでその傾向ががあるようですね。おそらく、来る日が近づいたことが起因となってチャートが大きくジャンプアップしたのかと思われます。

この曲は悩みを一人で抱え込むな、死を選ぶ前にそれを誰かに話せ、あなたには今を生きなくてはいけない理由と意味がある、だから死ぬのではなく生きるんだ!それを教えてくれる場所は必ずある、というメッセージが込められていて、苦しんでいる人たちへのサジェスチョンとしてこのタイトルが付けられたのだと思います。ロジック自身もTwitterで「これまで作った曲の中で最も重要な曲」と言われているようです。

・歌詞の対訳を載せているサイトがあったので参考にさせていただきました。➡★★★

そしてミュージックビデオも、思春期におけるLGBTの問題がテーマとなっていて胸が締め付けられる、切ない痛みを感じる内容。自分はあまりにも切なくて、内容を知ってしまった後の再生はなかなか勇気がいるものでした。ジェンダーに対する偏見って根強いものがあるから、もし自分がその立場だったらどうするか考えさせられました。自分だったら絶対ばれないように秘密にしておきます。でもそれが暴かれて周りから軽蔑の目でみられるようになってしまったら、もしくはその秘密を抱えながら生きてゆくことに耐えられるのだろうか、そう思って行き着いた答えは「もうこの世から自分を消し去ってしまいたい」となってしまうんですよね〜…。これではいけませんね。因みに自分はジェンダーに対する偏見は全くないし、偏見の目で見る人も気持ちも理由もわかりません。人を好きになる事には変わりないのですから。

自分も小・中学校をイジメに遭っていて、小学校低学年の時は登校拒否児でした。親は不登校を許さず泣きわめく自分を引きずりながら学校に投げ込まれました。これがあったことで「休んでしまったらまた元に戻ってしまう」という思いが働いて、辛くてもこらえて登校、出勤できるようになったのかな、と思います。中学校の時は集団リンチにもあって首がむち打ち状態になったことも。首が腫れていることに気づかれてこの時は堪らず母に言いました。母はすぐさま担任に連絡して対応してくれなかったら教育委員に報告する、これで学校側も動いてくれました。自分には母という相談できる相手がいたから良かったのかもしれません。多分これをしなかったら自分は今いなかったと思います。「誰かに伝える」これは本当に大切だと思います。

さて、話はチャートに戻して今週はTaylor Swiftの新曲「Look what you made me do」が先週初登場で77位から一気に上がって1位になりました。人気はまだまだ衰えてませんね。
ラベル:US 2010's Top 40
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2017年07月31日

最新USヒットチャートから:Bruno Mars - Versace on the floor

このカテゴリーの記事を書くのも久々です。最新といいながらもうすぐ新しいチャートが発表されてしまうので急がねば!というわけで、8/5付けのBillborad Hot 100から気になった曲を紹介。

・Bruno Mars - Versace on the floor



ブルーノ・マーズの「Versace on the floor」が登場6週目で先週57位から47位に上がってきました。この曲は彼の3rdアルバム「24K Magic」からの3rdシングルで、順調に順位を上げてきている感じですが、1stと2ndシングルもまだまだ頑張っているんです!1stの「24K Magic」は登場41週目で現在50位(最高位は4位)、見事に1位を獲った2nd「That's what I like」も再浮上の3位、とアルバムからカットされたシングル全てが50位以内に入っているというブレイク状態になっています。

この「Versace on the floor」は80年代のLisa Lisa and Cult Jamを思い起こすブラコンテイストのホットなスローナンバー。歌詞も「ライトを消して」とか「ヴェルサーチのドレスを脱いで」とかベッド・インを思わせるエロい内容でブルーノのボーカルもかなり興奮して熱気を帯びている感じが夏に向けてピッタリかと思います。というか、彼はハワイ出身ということもあってか、彼の存在自体が夏っぽいですよね。この曲もどこまで上がるかがとても楽しみです。

そしてチャートの方は男性ソロボーカリストが大人気。トップ10だけで見てみても、まずCharlie Puthの「Attention」が先週13位から10位でトップ10入り、9位にはSam Hunt 「Body like a back road」、8位にShawn Mendes 「There's nothing holdin' me back」、6位には28週連続でトップ10入りをしているEd Sheeran 「Shape of you」、3位にはブルーノの「That's what I like」と、この時期は女性ボーカルではなくて男性ボーカリストが豊作なのかもしれませんね。自分は男性ボーカルが好きなので大歓迎なのですが、ちょっと珍しい現象でもあるのかな、とも思っています。





ラベル:Top 40 2010's pop
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2017年02月26日

最新UKチャートから2曲:「Love」&「Paris」

今回は3月4日付けの全英チャートから気になった曲を2曲紹介。

イギリスはやっぱりエレクトロ/ダンス系が強い感じですね。それに対してアメリカはカントリー系が下位からじわじわと上がってきて、ヒップホップ/R&Bものが上位で長期間留まる傾向に感じます。トップ10的には両国とも同じようなものが入ってきてはいるものの、TOP40的にはお国柄が出てて結構面白いです。

・Lana Del Rey - Love




この曲は今週初登場で41位にランクイン。
名前こそ知ってはいたけど、曲自体はこの曲で初めて知った感じです。60年代のフレンチポップスみたいな甘くてメランコリックな感じに「おおっ!」となりました。こういう感じの曲は是非ともヒットしてもらいたい!来週の急上昇に期待しています。

・The Chainsmokers - Paris





今最も旬なデュオかもしれないThe chainsmokers。この曲は今週8位に、そして同週のアメリカでは11位に付けています。前シングル曲「Closer」ほど強烈な印象はないけど、こちらはリラックスできるクールダウンな1曲でこれも好き。ビデオも爽快な感じがGood!4月には初のフルアルバムがリリースされるので期待です。

さて、この2曲以外ではやはりThe chainsmokersとCold playがコラボした「Something just like this」が30位に初登場でエントリー、トップ10内ではEd Sheeranが3曲同時エントリー、と更なるブレイク状態になっています。今週は初登場曲が割と多くて面白かったです。

ラベル:Top 40 UK
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2017年01月29日

・最新USヒットチャートから:James Arthur - Say you won't let go

本日は2月4日付けのBillboard hot 100(全米シングルチャート)から1曲。この曲を含んだアルバム「Back from the edge」の日本盤が今月リリースされたのと、りゅうちぇるをフューチャーした日本限定のミュージックビデオも制作されたことで大きな反響を呼びそうな予感です。

・James Arthur - Say you won't let go〜最愛の君へ〜





この曲は既にイギリスで昨年の秋に3週連続で1位と獲っていて、今週の全英チャートでは登場20週目で12位。ヒットのピークも落ち着いて緩やかに下降しているイギリスとは反対に、アメリカでは上がり始めて今週は登場13週目で上昇中の30位につけています。

ジェイムス・アーサーは2012年の英オーディション番組「Xファクター」の覇者で全英1位となったシングル「Impossible」で華々しくデビュー。しかし、トラブル続きでレコード契約を切られて活動休止に追い込まれたことがあったよう。その後再びレコード契約に成功し、この「Say you won't let go〜最愛の君へ〜」は復活1弾目のシングルになるんですね〜。

自分も去年の秋のプレイリストにこの曲を入れましたが、声、メロディーがすごくソウルフルで包容力を持った感じがとてもいいな、と思いました。歌詞もサブタイトル通りの最愛の人に贈るラブレター的な内容でセンシティブな男性の一面が垣間見えるところがいいです。チャートの方はどこまで上がるかが楽しみ。

そして今年に入ってからチャートの変動、特にトップ10内での動きが多くて、初週でいきなりトップ10に入ってくることが多いですね。先週はEd Sheeranが2曲同時にランクインさせて今週はThe Chainsmokersの「Paris」がHot shot debut(今週が初登場の曲の中で最も最高位が高い曲)で7位に入ってきました。まだ「Closer」が4位につけているのに…。大ブレイク状態ですね。
ラベル:Top 40 UK US SSW
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2017年01月01日

2016全米年間チャートからのフェイバリット+α

本日で2016年も終わり、というかあとわずかですね…と書きたかったけど時間切れで年が明けてしまいました。明けましておめでとうございます。今回は毎年末恒例の年間チャートからのフェイバリットと2016年に聴いて良かったものを紹介。

2016年のチャートで思ったのは、同じ週に同じアーティストの歌が同時に複数曲ランクインするパターンを度々みました。これはダウンロードの影響もあるのかな、と思ったのと、とにかくチャートアクションの変動が少なくて長期間留まっているケースが多い。日本にもビルボードはあるけど大分違うことを感じました。

さて、2015年は年間1位の予想は簡単につけられましたが、2016年は見当がつかなかったです。ただ、Justin Bieberなのか、Drakeか、Adeleなのか?は絞ることまではできましたが結果は…

1位はJustin Bieber「Love yourself」、2位も「Sorry」とワン・ツー・フィニッシュとなりました。ま、なんとなく予想が当たったような感じではありますが、「Sorryじゃなくてこの曲が1位なの?」というのが率直な感想。



派手な曲がシングルカットされてきたので、随分地味に聴こえてしまったこの曲、だけどアコースティックで味わい深い感じが幅広い年齢層で支持されたのは想像できます。パントマイムを取り入れたビデオは透明感のある素敵な内容で毎回見入ってしまうくらい好きなビデオです。

全米年間トップ50はこちらから➡Billboard Hot 100 - Top 50 Singles of 2016

あとは2016年の年間チャートに入った中からのフェイバリットを紹介。

・年間9位:Jutin Timberlake - Can't stop the feeling



映画「Trolls」のテーマ曲にもなっているこの曲は初登場で1位を獲得、1位は1週だけだったけど現在もチャートイン中。改めて彼の人気の高さを知らしめた1曲ですね。久々に彼のアップテンポの歌を聴いた印象を持ちました。元気になれます。

・年間10位:The Chainsmokers ft.Halsey - Closer



最新チャートでまだ3位につけていながらもう2016年の年間10位は相当な勢いでヒットしたことが伺えます。自分も2016年に聴いたヒット曲の中ではこの曲が一番好き。
この曲を聴いた瞬間から「これは余裕で1位を獲るな」と思った。案の定で12週連続1位です。

・年間15位:Mike Posner - I took a pill in biza



この曲はじりじりと上昇して4位が最高位。ヒットしたのはリミックス・バージョンの方ですね。オリジナルは予想がつかないほどシンプルなフォーキー・チューン。ビデオはグロいシーンがあるのであまり好きではないけど曲はダンサブルで好き。

チャート以外からのフェイバリットは以下のもの。リリースは2015年だけどCDやダウンロードしたのが2016年のものも含まれてます。ヒット曲はアッパーなものを好んでそれ以外は透明感のある静か目なものを好む傾向でした。

・brightener - When I'm Not Around



・William Sikström - I Need You



・Trevor James Tillery - Sleeptalking



・Taji - Swimming



・The yearning - When I Lost You



2016年も当ブログを読んで下さってありがとうございました。今年も読んでいただけるような記事を出来るだけ書いていきたいと思っているので頑張ります。どうぞ本年も宜しくお願い致します。
posted by waterblue at 00:51| Comment(0) | 最新ヒットチャートから | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする