2016年05月06日

風雲朝露:Kyle Vincent - Kyle Vincent

「風雲朝露」、朝露は朝に降りる露のことで日が昇るとすぐに消えるということから、儚いものを例えた四字熟語。本日はそんなキラキラ輝く僅かな瞬間をパッケージした様な素敵な作品の紹介

kyle vincent.JPG


・Kyle Vincent - Kyle Vincent

@ Arianne (YouTube)
A Wake me up (when the world's worth waking up for)(YouTube)
B One good reason (YouTube)
C It wasn't supposed to happen
D Other side of the rain
E In the worst way
F Next time we'll go crazy
G All your promises
H I used to love the girl
I Austin eyes
J Happy ending
K Young again





80年代にパワー・ポップバンド、Candyのボーカルとして活動していたカイル・ヴィンセントのソロ作を紹介。リリースは97年で日本ではこれが1st扱い。彼のウェブサイトでは本盤のことは何も触れられておらず、ベスト盤で@Aが収録されているのみなので貴重な作品なのかも。因みにこのバンドにはガンズ・アンド・ローゼス加入前のギルビー・クラークがいた事でも知られています。

ラズベリーズやカーペンターズが好きだったという彼、それも頷ける70年代ポップスの懐かしさを垣間見れる、甘く切ないメロディーラインにキラキラとしたギターサウンド、エリック・カルメンをクリアーにキリッとさせたボーカルが印象的。まるで葉に落ちた朝露が太陽の光に反射してキラキラ輝いている、新緑の季節が良く似合うエバーグリーン・ポップアルバムです。

偶然かどうかは?だけど奇数の曲がとても良い!中でもさりげないタッチのD、狂わしい感情がヒシヒシと伝わってくるスローF、上記の説明がぴったりハマる@が好きです。偶数の曲がパワー・ポップ寄りのナンバーになっていて、その中だとパーカッシブなGが好き。

本盤はギター/パワー・ポップ系ディスクガイドでも紹介されていて、そこのレビューでもこの括りだけで取り上げるのはもったいないポップアルバム、と称されるほどに普遍的で素敵な曲が作れる人だと思います。

このアルバムに限って言うと、ネット上で聴ける音源が意外と少なくて、ダウンロード配信もベスト盤に入っている@Aのみで全曲聴けるチャンスはCDを買ってからのお楽しみになります。CDはAmazonとかでも扱っているので入手は簡単です。買って損なしですよー



posted by waterblue at 00:00| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする