2016年04月29日

最新USチャートから:Lost boy, Middle and Prince

今回は5月7日付けのBillboard Hot 100からのチョイス。
今週は皆さんご存知のように21日にプリンスの突然の訃報があって、チャートの方も敏感に反応。50位以内に6曲も再エントリーされています。それを交えて気になった2曲を紹介。


・Ruth B - Lost boy
彼女がどういうキャリアを持っているのか詳細は分からないけど、この曲を含んだEPでデビューしたようです。女性SSW的な歌がチャート上位に入ってくるのを最近見たことがないな、と感じてきた中での登場は新鮮に思えました。シックな感じがいいです。この曲は登場9週目で今週は50位、最高位は先週の41位。今のところ50位付近を行ったり来たりしている状態で個人的にはトップ40入りをしてもらいたいところ。


・DJ Snake featuring Bipolar Sunshine - Middle
DJ SnakeはMajor Lazerと組んだ「Lean on」が大ヒット、日本でもCMでかかっていたのでご存知の方も多いはず。今回はDJ Snake単独の曲で登場14週目で今週は24位、最高位は20位。メロディーがメランコリックでとても好きです。それとマイノリティー・ヒーロー的なMVが何とも切なく秀逸。



そして冒頭で触れたプリンス。41位に「1999」、39位に「Let's go crazy」、29位に「Little red corvette」、28位に「Kiss」、20位に「When doves cry」、17位に「Purple rain」がチャートイン。自分はそこまで熱狂的なファンではなかったけど、登場したこの6曲はさすがに知っていたし、優れた楽曲であることに異論はない。強いアメリカ、アメリカ国民と共に彼の楽曲は歩み続けていた、彼の存在がとても偉大だったことを象徴したかのような、今週のチャートアクションになりましたね。また、死後にギタリストとしてのプリンスをクローズアップした特集記事も多く出されていたのも印象的。ご冥福をお祈り致します。

自分が今聴きたいプリンスの曲は「The Most Beautiful Girl In The World」かな。
ラベル:Top 40
posted by waterblue at 16:12| Comment(0) | 最新ヒットチャートから | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月12日

本日の1曲:Roxette - It just happens

今回はかなり正統派。個人的に聴くのが結構ご無沙汰なロクセットの新曲を紹介。

・Roxette - It just happens



ペールとマリーのスウェッディッシュ・デュオ、ロクセットが来たる6月リリース予定の10thアルバム「Good Karma」に先駆けての1stシングルが4月8日にリリースされ、とても良かったので紹介です。

この4月8日という日付は彼らにとって特別な意味があるようで、彼らの存在が全世界に知られることになった曲「The Look」がアメリカで1位になったのが4月8日、1989年のことであります。

「It just happen」は「The Look!」のようなエネルギッシュな曲調ではないものの、北欧特有の透明感がある切なさを詰め込んだミドル曲で、改めて良いメロディーを作るグループということを再認識させた1曲であります。

自分のフェイスブックには彼らに「いいね!」登録して情報を常にチェックしてはいたものの、CDはしばらく聴いていなくて、そのタイムラインに載ってくる動画などを見る程度になっていました。そこへニューシングルの知らせが届き、聴いてみたら、なんか3rd「Joyride -ふたりのときめき-」に収録されていた「Fading liike a flower -消えゆく花のように-」や「(do you get)excited?」を思い出しました。切なくて力強い曲調というのは彼らの真骨頂なんだ、ということも再認識。マリーの変わらぬ歌声もうれしい。

レーベルもEMIからワーナへ移籍したようなので、日本盤が出るのかどうかも楽しみです。
posted by waterblue at 16:33| Comment(2) | 今週のヘビー・ローテーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月05日

探しているのは…果てしない一瞬: Gypsy & the cat - Gilgamesh

今回のタイトルはC冒頭の歌詞、「Searching for an endless moment」の対訳からのチョイス。とても素敵な表現で「コレだッ!」となりました(^∇^)

ギルガメッシュ…エナジードリンクみたいな感じですがスマートでドリーミーな作品を紹介。

Gilgamesh.jpg


・Gypsy & the cat - Gilgamesh
@ Time to wander (YouTube)
A The piper's song (YouTube)
B Jona Vark (YouTube)
C Gilgamesh (YouTube)
D Sight of a tear (YouTube)
E Human desire
F Parallel universe
G Breakaway (YouTube)
H Watching me, watching you (YouTube)
I Running Romeo
J A perfect 2 (YouTube)


オーストラリア出身のデュオによる1stアルバムでリリースは2011年。

自らの音楽を「エレクトロ・ソフトロック」と表現していて、ちょうど彼らと同時期にデビューしたFoster the peopleにも通じる和み系エレポップな感じ。

イメージとしては、授業に集中出来ないクラスの優等生が外の風景を見ながら空想にふけっている感じかなぁ〜。そこに映っている世界観はというと、タケコプターで上空飛行しながらファンタジーと化した80年代の景色を見下ろしている、チョットしたパラレルワールドへ移動の途中で授業終了のベルが鳴って現実に戻った様な感じ。そう自然に思えるほど80'sフレーバーを散りばめながら、80年代とは果たして実際に存在したものなのか?、と問いかけられているかの様に現在のテクノロジーを駆使して創り上げた80'sを感じるアルバムのようにも思えます。

そのイメージを象徴したような@、TOTO「Africa」みたいなA、ポリスの「見つめていたい」なC、イントロがキム・カーンズ「ベティ・デイヴィスの瞳」を思わせるDに最近の開けた感じのコールドプレイを感じるJが好きです。それとGHもいいです(^ー゜)

歌詞の世界もサウンド・メイキングの一部となっていて、架空の場所に辿り着いた景色であったり、そこですれ違う人の移ろい行くフィーリングであったり、「あなた」と「自分」が試された試練の成果みたいなものが綴られていて、まじめでミステリアスな感じが作品をより端正なものにさせています。

デュオという所からみると、古くはWHAM!、Pet shop boys、同郷のSavage garden、2000年代になるとスウェーデンのThe tough allianceの流れを汲んだ、デュオの進化形が彼らなのかな、と感じた1stアルバムです。



posted by waterblue at 22:50| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする