2018年11月28日

It's never too late to love again : 来生たかお - ひたすらに

今日は来生たかおさんの24枚目となるアルバム「ひたすらに」を紹介します。

ひたすらに.PNG


@ ひたすらに
A 海を見に行く
B あてどなく
C 思い出の種
D とにかく自然に
E 針の雨
F あなたのポートレート (YouTube)
G Goodbye dream (YouTube)
H そしてほのかに夏は行く
I 夢の肌
J 心のゆくえ
K あした晴れるか
L 恋人の領分 (YouTube)


デビュー35周年となる2010年にリリースされた現時点での最新オリジナルアルバムである本作は新曲6曲とリクエストによる「代表曲を外した」セルフカバー7曲の2部構成。

現在の自分を肯定しながら過去の思い出をそっと懐かしみ、また今の自分にフィットする形で新たな生命を吹き込んだこのアルバムは、ギルバート・オサリバン、バート・バカラック、デヴィッド・フォスターにバリー・マニロウといった、今でもなお世界中のラジオからプレイされるポップ・クラシックが生まれた街を旅しているかのような作品集であります。

ただ、姉のえつ子さんによると今回の楽曲制作は苦戦したようで、『還暦の弟と還暦を過ぎた姉が余力を絞り出した』とライナーノーツに寄せている。

当然ながら収録曲は全て来生えつ子・たかおの姉弟コンビによるもの。苦戦を強いられたからこそ出てきた言葉とメロディーは強く、そして深い。

たかおさんに向けたえつ子さんの歌詞は、やはりやるせない男のロマンをさりげなく描きながら@の『若さははがゆく 今さらに懐かしい』とノスタルジックを加えた雰囲気が印象的で、シーンの1つ1つが細かくスナップショットのように切り取られてそこに言葉と思いが存在する歌詞の世界観は日本語の美しさを教えてくれます。

そして『来生節』とも言えるたかおさん独特のメロディーラインも聴き手のハートをしっかりと彼へと引き寄せる魅力は変わらないし、なにより抑制の効いたジェントルなボーカルはむしろ艶が増してセクシーと感じたほど。

曲のテンポやリリースの間隔など、彼のスピードは緩やかにはなったものの、彼の作る音楽はまだまだ『middle of the road』なんだと思いました。

自分が好きなのはBDFKL。

バリー・マニロウの「哀しみのマンディ」を思わせるB、ギルバート・オサリバンぽいパーカッシブなメロディーがいかにも来生たかおらしいD、中森明菜さんに提供したFはすごく好きだったので”遂に歌ってくれた!”と思いました。バカラック・テイストに生まれ変わったこの曲はアルバム最大の聴きどころと言えるかも知れません。

アニメ『めぞん一刻』で使われたKは当時でもアダルトな雰囲気があったこの曲があったけど今回は少しテンポを落としたことと、加えてボーカルのセクシーさに鳥肌が立つほどスリリングな展開に。桑江知子さんへの提供曲Lは今のたかおさんに最もフィットしたロマンチックなスローナンバ。『地味なくらいのあなたが好きよ』『大人のゆとり あたたかくて 飾りのない愛にそっと寄り添える』という歌詞が好きです。

思えばたかおさんは物静かな雰囲気とは逆に、楽曲提供に自身の楽曲制作にライブに、精力的に活動されてきた方なんだな...と本作をひたすら聴いてゆく中でそう感じました。

きっと彼は見返りなんて求めないくらい大きな愛を持っていて、それを色んな人に分け与えるために音楽を作っているのかな、と思わずにいられません。そして彼の『愛の泉』はまだ枯渇していないと本作を聴いていて思いました。音楽はもちろん、人としても来生たかおをリスペクトしたいです。

最後に、タイトルにした『It's never too late to love again』というのはキャロル・キングの「It's never too late」(アルバム「Colour of your dreams」収録曲)という曲の最後の歌詞から拝借しました。日本語詞は『いくつになってもまた恋はできるわ』。この「ひたすらに」と通ずるところがあると思い「これだ!」でした。
ラベル:SSW 2010's pop J-POP
posted by waterblue at 01:22| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月06日

秋に聴きたい洋楽プレイリスト:Twilight time 2018

気が付いたらもう11月なんですね〜。秋のプレイリストは10月中には載せたいと思っていたのですが選曲がしっくりこなくて迷いました。

『カフェタイム・ミュージック』を意識しながら自分が今聴きたい洋楽に友人とラインのやり取りで教えてくれたものをブレンドして今回のプレイリストです。

twilight time_ 2018.jpg


@ Follow through - Gavin DeGraw
A She belongs to all - Stephen Duffy
B Here it comes - East village
C Tell me what it's worth - Lightspeed champion
D Keep the candle burnin - Kenny Rankin
E Surf - Roddy Frame
F California - Wazonek
G My friend - Rusty Young
H Harmony grits - Peter Gallway
I Going around one more time - Livingston Taylor
J Dear prudence - The Beatles
K Amazed - Lonestar
L Stephanie - Jeremy Passion
M Have you ever really loved a woman? - Bryan Adams




こうして完成したリストを見てみると意識をしてなくても季節が秋になれば秋めいてるものを聴きたくなるんだなと。今回はギターの音が前面に出ててどこかアメリカンでカラッとした構成になったかと思います。
posted by waterblue at 00:43| Comment(0) | プレイリスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月16日

本日は2曲!: Michael learns to rock - 『Paint my love』&『That's why(you go away)』

現在秋のプレイリストの選曲中というものあってか、完全に秋っぽい曲を探しにかかっています。そんな中で久々に聴いてみて良かったのがMichael learns to rock。

michael learns to rock2.JPG


michael learns to rock1.JPG






2曲ともに96年にアジア圏のみリリースされたベスト盤「Paint my love - Greatest Hits」収録曲。ベスト盤のジャケをビリッ!!!とやってしまったので『That's why(you go away)』収録のアルバム『Played on pepper』も。

彼らの楽曲はタイプの違うラブソングでも聴いていると、とても優しい気持ちになれるのが魅力です。

ビデオも北欧デンマークらしい透明感溢れる感じも良く、特に『Paint my love』のビデオはすごく好きです。
ラベル:pop denmark 北欧 90's
posted by waterblue at 17:01| Comment(0) | 今週のヘビー・ローテーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする