2019年03月20日

春に聴きたい洋楽プレイリスト:Sakura Rain 2019

最近は去年から始めたインスタグラムが楽しくて本業であるこっちが手薄になってしまいましたね。マイペースに再開します。今回は春のプレイリストです。

FotoSketcher - sakura rain 2019-2.jpg


@Lovin' you - Minnie Riperton
AWhen - Shania Twain
BTouch my hand - David Archuleta
CHow do I breathe - Mario
DI love your smile - Shanice
EEscapade - Janet Jackson
FDoing it ft.Rita Ora - Charli XCX
GColourful Combinations - Gangway
HYou came - Kim Wilde
ISearchin' for love feat.Mya - Lil Eddie
JWherever you are feat.Charice - Unique
KDancing with a stranger - Sam Smith & Normani
LInvisible - Clay Aiken
MWith you - Chris Brown
NEmotions(Unplugged version) - Mariah carey




今回はポップなR&B満載のキャッチーで軽やかなナンバーを集めてみました。こんな曲たちがカーラジオからかかってきたら気分があがりますね!Dなんかは最近クリス・ブラウンがサンプリングで使っていたりで1周回って旬な感じがします。

花粉症さえなければ過ごしやすくていい季節なんですけどね…。
ラベル:Spring
posted by waterblue at 15:54| Comment(0) | プレイリスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年02月07日

そしてバトンは受け継がれた:Katsumi - ONE

映画「ボヘミアン・ラプソディー」の興奮が冷めないうちに!
Katsumiが90年代に残したアルバムを紹介したいなと。今こそ聴いてもらいたいのがこのアルバム!

one katsumi.JPG


@ ONE(we are one) (YouTube) (Live)
A Yes,抱きしめて (YouTube)
B Loving you (YouTube)
C Nobody knows (YouTube) (Live)
D For you (YouTube)
E With me (YouTube) (Live)
F Party girl
G Over & over
H More -she wants real "LOVE" (YouTube)
I Sing together now
J Sayonara
K ONE(we used to be)


CM曲としてヒットしたAを含む91年リリースの2ndアルバム。本作はオリコン・アルバムチャートで5位を最高に、この年の年間チャートでも37位を記録したKatsumi最大にヒット作であります。そして90年代はマライア・キャリーのデビューをきっかけに、特に女性シンガーで多く見られた「ハイトーン至上主義」が顕著にみられた年代でもあり、今思うと本作も男性ボーカルではあるものの「ハイトーン至上主義」のハシリとなった作品なのかな、とも思います。

伸びと張りのあるハイトーンボーカルは爽快で、アルバム制作にインスパイアされたといわれるリチャード・バックの冒険ファンタジー作「ONE」のストーリーさながら、歌詞から紐解くと…

@『大切な物 見つけるために進んでく』『歩き続ける ひとつになれるその時まで』『目の前の壁なんて すぐ越えられる 教えたい簡単な魔法を君に』『君と僕はお互いに 生きてゆく鍵になれる』

C『心閉ざせば 何も見つかりはしない』『開いてごらん その扉を』

「鍵」と「扉」をキーワードにまるでSFファンタジー映画のように希望に溢れて胸をときめかせながら次の局面へと飛び込んでいく「ワクワク感」がたまらなく痛快であります。この「ワクワク感」は彼のボーカルや内面から発せられたことも感じられるし、彼自身も彼を取り巻く周辺の人たちも次の展開に胸膨らませたことがハッキリと伝わってくることから、この頃を彼のベストする方も多いかと思います。

なかでもクィーンの「ボヘミアン・ラプソディー」を思わせる壮大なタイトル曲@によってKatsumiがKatsumiになったと言ってもいいでしょう、ここからクィーン色を強めた、特にギターソロとバックボーカルに強いこだわりを持った作品が多くなっていきました。それに尽力したのがギターでは鳥山雄司さん、ボーカルではBのAmazons、Cの楠瀬誠志郎さん、Eの崎谷健次郎さんであります。

ハイトーン・クラシックと呼びたいA、ダンスファンクBE、アーバンメロウなCF、フレディ・マーキュリーを思わせるハードなGH、@と並び代表曲的な名バラードD、そっとアルバムを締めくくるJK、と曲の完成度は高く、本作はKatsumiを語るうえで必要な要素が全て揃っているアルバムと言えます。

そして@以外はBCEFとアーバン系が目立つのがポイント。これは崎谷健次郎さんの2ndアルバム「Realism」にも通じるところがあり、彼は「ポスト・崎谷健次郎」のポジションにいたことも垣間見れるし、ひょっとしたらKatsumiは90年代におけるシティ・ポップの申し子的な存在だったのでは?と思うこともできます。

今回は全曲好きです。全てが聴きどころなので丸ごと聴いてください!

本作のリリースは91年2月、奇しくもこの年の11月にフレディ・マーキュリーは亡くなっているので彼の思いを遠く離れた日本の当時の新鋭SSWが引き継いだ感じがするこのアルバム、再評価の価値は大いにあると思います。

Katsumiの90年代のアルバムは去年から配信がスタートされているのでこの機会に是非聴いてもらいたいです。

本作と比べると力強さは減ったものの研ぎ澄まされた感のある3rd「Rose is a rose」、その反動で力強さが戻った4th「Force」、音的には散漫な印象があるけどメインとなる曲はさすがに強烈なNo.1ヒットの5th「Super balance」は必聴です。主要な曲はリンク貼っておきますね。


ラベル:SSW 90's J -pop pop
posted by waterblue at 17:16| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月28日

It's never too late to love again : 来生たかお - ひたすらに

今日は来生たかおさんの24枚目となるアルバム「ひたすらに」を紹介します。

ひたすらに.PNG


@ ひたすらに
A 海を見に行く
B あてどなく
C 思い出の種
D とにかく自然に
E 針の雨
F あなたのポートレート (YouTube)
G Goodbye dream (YouTube)
H そしてほのかに夏は行く
I 夢の肌
J 心のゆくえ
K あした晴れるか
L 恋人の領分 (YouTube)


デビュー35周年となる2010年にリリースされた現時点での最新オリジナルアルバムである本作は新曲6曲とリクエストによる「代表曲を外した」セルフカバー7曲の2部構成。

現在の自分を肯定しながら過去の思い出をそっと懐かしみ、また今の自分にフィットする形で新たな生命を吹き込んだこのアルバムは、ギルバート・オサリバン、バート・バカラック、デヴィッド・フォスターにバリー・マニロウといった、今でもなお世界中のラジオからプレイされるポップ・クラシックが生まれた街を旅しているかのような作品集であります。

ただ、姉のえつ子さんによると今回の楽曲制作は苦戦したようで、『還暦の弟と還暦を過ぎた姉が余力を絞り出した』とライナーノーツに寄せている。

当然ながら収録曲は全て来生えつ子・たかおの姉弟コンビによるもの。苦戦を強いられたからこそ出てきた言葉とメロディーは強く、そして深い。

たかおさんに向けたえつ子さんの歌詞は、やはりやるせない男のロマンをさりげなく描きながら@の『若さははがゆく 今さらに懐かしい』とノスタルジックを加えた雰囲気が印象的で、シーンの1つ1つが細かくスナップショットのように切り取られてそこに言葉と思いが存在する歌詞の世界観は日本語の美しさを教えてくれます。

そして『来生節』とも言えるたかおさん独特のメロディーラインも聴き手のハートをしっかりと彼へと引き寄せる魅力は変わらないし、なにより抑制の効いたジェントルなボーカルはむしろ艶が増してセクシーと感じたほど。

曲のテンポやリリースの間隔など、彼のスピードは緩やかにはなったものの、彼の作る音楽はまだまだ『middle of the road』なんだと思いました。

自分が好きなのはBDFKL。

バリー・マニロウの「哀しみのマンディ」を思わせるB、ギルバート・オサリバンぽいパーカッシブなメロディーがいかにも来生たかおらしいD、中森明菜さんに提供したFはすごく好きだったので”遂に歌ってくれた!”と思いました。バカラック・テイストに生まれ変わったこの曲はアルバム最大の聴きどころと言えるかも知れません。

アニメ『めぞん一刻』で使われたKは当時でもアダルトな雰囲気があったこの曲があったけど今回は少しテンポを落としたことと、加えてボーカルのセクシーさに鳥肌が立つほどスリリングな展開に。桑江知子さんへの提供曲Lは今のたかおさんに最もフィットしたロマンチックなスローナンバ。『地味なくらいのあなたが好きよ』『大人のゆとり あたたかくて 飾りのない愛にそっと寄り添える』という歌詞が好きです。

思えばたかおさんは物静かな雰囲気とは逆に、楽曲提供に自身の楽曲制作にライブに、精力的に活動されてきた方なんだな...と本作をひたすら聴いてゆく中でそう感じました。

きっと彼は見返りなんて求めないくらい大きな愛を持っていて、それを色んな人に分け与えるために音楽を作っているのかな、と思わずにいられません。そして彼の『愛の泉』はまだ枯渇していないと本作を聴いていて思いました。音楽はもちろん、人としても来生たかおをリスペクトしたいです。

最後に、タイトルにした『It's never too late to love again』というのはキャロル・キングの「It's never too late」(アルバム「Colour of your dreams」収録曲)という曲の最後の歌詞から拝借しました。日本語詞は『いくつになってもまた恋はできるわ』。この「ひたすらに」と通ずるところがあると思い「これだ!」でした。
ラベル:SSW 2010's pop J-POP
posted by waterblue at 01:22| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする